病院の面接でマスクは外す?看護師・医療職のマナー

「病院の面接って、マスクは着けたままでいいの?」「外したほうが印象はいい?」——看護師や医療事務などの医療職の面接では、マスクをどうするかで迷う人が多くいます。この記事では病院・クリニックの面接でのマスクの基本的な考え方と、受付から退室までの場面別の対応、確認するときのひと言、外すときのマナーをまとめました。
- 病院の面接でマスクを着けるか外すかの結論
- 国のマスク着用の考え方と、医療機関での扱い
- 受付・待合・入室・面接中・退室の場面別の対応
- マスクを外すときのマナーと、色・種類の選び方
- クリニック・医療事務・介護施設の面接で気をつけること
ゆい迷ったときの正解は「着けて行って、ひと言確認する」。確認できる人は、それだけで配慮ができる人に見えるよ。
結論:マスクを着けて行き、入室時に確認して面接官の指示に合わせる
病院やクリニックの面接でのマスク対応は、次の流れがいちばん無難です。
- 病院の敷地に入る前からマスクを着ける医療機関には、重症化リスクの高い患者さんがいます。建物に入る時点で着けておくのが安心です。
- 入室後、着席前にひと言確認する「マスクは着けたままでよろしいでしょうか」と聞きます。
- 面接官の指示に合わせる「外してください」と言われたら外し、「そのままで大丈夫です」と言われたら着けたまま面接を受けます。
応募先から事前に「面接中はマスクを外してください」などの案内がある場合は、その案内に従うのが最優先です。
国のマスク着用の考え方と、医療機関での扱い
厚生労働省は、令和5年(2023年)3月13日以降、マスクの着用は個人の判断が基本としています。そのうえで、高齢者など重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、医療機関を受診するときや、高齢者など重症化リスクの高い人が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などを訪問するときには、マスクの着用が推奨されています。
面接で病院やクリニックを訪問する場合も、この考え方に沿ってマスクを着けて行くと、患者さんや職員への配慮として受け止められやすくなります。ただし、医療機関ごとに独自のルールを設けていることもあるため、案内がある場合はそれに従いましょう。
出典:厚生労働省「マスクの着用について」。
場面別|面接当日のマスクの対応
| 場面 | 対応 | ポイント |
|---|---|---|
| 病院に着く前 | 新しいマスクに替える | 移動中に汚れたマスクで行かない |
| 受付 | マスクを着けたまま名乗る | 聞き取りやすいよう、はっきりゆっくり話す |
| 待合室・控室 | 着けたまま待つ | 患者さんがいる場所では外さない |
| 入室・着席前 | ひと言確認する | ノックしてあいさつ→着席前に確認 |
| 面接中 | 面接官の指示に合わせる | 自己紹介のときだけ外すよう言われることもある |
| 飲み物を出されたとき | 飲むときだけ外し、すぐ着ける | 外したマスクは机に直接置かない |
| 筆記試験・適性検査 | 会場の案内に従う | 案内がなければ着けたままで問題ない |
| 退室後 | 着けたまま病院を出る | 建物を出るまで外さない |
マスクの確認で使えるひと言
ゆい確認のひと言は、あいさつのあと、座る前のタイミングがおすすめ。面接が始まってから聞くより自然だよ。
マスクを外すときのマナー
- 「失礼いたします」とひと言添える:黙って外すより丁寧な印象になります。
- 耳ひもを持って外す:マスクの表面にはできるだけ触れないようにします。
- マスクケースや清潔な袋にしまう:机の上やポケットに直接入れるのは避けましょう。
- 面接が終わったら着け直す:退室前、または部屋を出たらすぐに新しいマスクを着けます。
面接でのマスクの色・種類の選び方
| 項目 | おすすめ | 避けたいもの |
|---|---|---|
| 色 | 白(ほかに淡いベージュやグレーの無地) | 黒・派手な色・柄物 |
| 素材 | 不織布 | 布マスク・ウレタンマスク |
| 形 | 顔の大きさに合う、プリーツ型や立体型 | 大きすぎてずれるもの |
| その他 | 新品・予備を持っていく | ロゴ入り、しわや汚れがあるもの |
医療機関の面接では、清潔感と感染対策の両方が伝わる白い不織布マスクを選ぶと、迷いがありません。
マスクを着けたまま好印象を与えるコツ
- いつもより少し大きめの声で、ゆっくり話す:マスクで声がこもるため、語尾まではっきり伝えます。
- 目元の表情を意識する:口元が見えない分、目で笑うことを意識します。
- うなずきを少し大きくする:話を聞いている姿勢が伝わりやすくなります。
- 眉や前髪を整える:顔の中で見える部分の印象が大きくなります。
- マスクがずれていないか入室前に確認する:鼻が出ていないか、トイレの鏡で確認します。
クリニック・医療事務・介護施設の面接で気をつけること
クリニック・歯科医院の面接
待合室と面接の場所が近いことが多く、患者さんと同じ空間を通ることがあります。受付から退室まで、マスクは着けたままにしましょう。診療時間中の面接では、患者さんへの配慮を特に意識します。
医療事務の面接
医療事務も患者さんと接する仕事です。基本の対応は看護師と同じで、着けて行き、確認して指示に合わせる流れで問題ありません。受付での言葉づかいや声の聞き取りやすさも見られていると考えましょう。
介護施設・高齢者施設の面接
高齢者施設は、重症化リスクの高い人が生活する場所です。施設見学を兼ねた面接では特に、マスクの着用と手指消毒などの案内にしっかり従うことが大切です。
オンライン面接
自宅などからオンラインで受ける面接では、マスクは基本的に不要です。表情が伝わるよう、顔がはっきり映る明るさとカメラの位置を整えましょう。
病院の面接とマスクに関するよくある質問
面接官がマスクをしていなかったら、外したほうがいい?
マスクを外すように言われたら、面接の評価が下がる?
マスクを忘れてしまったら?
黒いマスクやカラーマスクはだめ?
証明写真や面接中の写真撮影ではどうする?
- 病院の面接は、マスクを着けて行き、着席前に確認して面接官の指示に合わせる
- 国はマスク着用を個人の判断としつつ、医療機関の受診や訪問時などは着用を推奨している
- 受付・待合室・退室までは着けたまま。外すときは「失礼いたします」と添えてケースにしまう
- 白い不織布マスクを選び、声の大きさと目元の表情で好印象を伝える
- クリニック・医療事務・介護施設でも基本は同じ。応募先の案内があれば最優先で従う
マスクの対応に正解が一つだけあるわけではありませんが、患者さんや職員への配慮を示せれば、それ自体が医療職としての好印象につながります。当日は落ち着いて臨んでください。