看護師が夜勤で眠れない時の対策|夜勤前後の睡眠と仮眠のコツ

「夜勤明けで体はクタクタなのに、布団に入っても眠れない」「夜勤前に寝ておこうと思っても、目がさえてしまう」「仮眠がうまくとれず、明け方に頭がぼーっとする」——夜勤のある看護師にとって、睡眠の悩みはとても身近な問題です。
夜勤で眠れないのは、体内時計(体のリズム)とずれた時間に眠ろうとしているため、誰にでも起こりやすいことです。この記事では、夜勤の前・中・後の睡眠のとり方や、眠りやすい環境づくりのコツをまとめました。
- 看護師が夜勤で眠れなくなる原因
- 夜勤前・夜勤中・夜勤明けの睡眠のとり方
- 眠りやすい環境づくりのコツ
- 食事・カフェイン・スマホの注意点
- 眠れない状態が続くときの相談先と働き方の見直し
ゆい病棟時代、夜勤明けに眠れなくて、夕方に変な時間に起きてしまうのが悩みだったなあ。自分なりの「眠りのルール」を作ってから、ずいぶん楽になったよ。
看護師が夜勤で眠れなくなる原因
1. 体内時計とのずれ
人の体は、朝に光を浴びて目覚め、夜に眠くなるリズムを持っています。夜勤明けの朝から昼にかけて眠ろうとしても、体は「起きている時間」だと感じているため、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めたりしやすくなります。
2. 夜勤明けの光
夜勤明けの帰り道に強い日光を浴びると、体が朝だと認識して目が覚めやすくなります。
3. 緊張や興奮が続いている
急変対応や忙しい夜勤のあとは、頭が興奮した状態のままで、なかなか寝つけないことがあります。
4. 昼間の生活音や明るさ
昼間は、外の車の音や家族の生活音、カーテンのすき間から入る光などで、眠りが妨げられやすくなります。
5. カフェインや食事のタイミング
夜勤中に眠気覚ましで飲んだコーヒーやエナジードリンクのカフェインが、夜勤明けまで残って眠りを妨げることがあります。
夜勤前の睡眠のとり方
2交代制の長い夜勤の場合、出勤前に仮眠をとっておくと、夜中から明け方の眠気がやわらぐことがあります。ただし、長く寝すぎるとかえってだるくなる人もいるので、自分に合う長さを試してみましょう。
夜勤中の仮眠のコツ
- 仮眠の時間はしっかり休む:記録やスマホに使わず、横になって目を閉じる
- アイマスクや耳栓を使う:仮眠室の明るさや音をさえぎる
- 体を冷やさない:ブランケットや羽織るものを用意する
- 起きたあとに少し体を動かす:顔を洗う、ストレッチをするなどで頭をすっきりさせる
ポイント:夜勤中の仮眠は、眠気による判断力の低下を防ぎ、患者さんの安全を守るためにも大切な時間です。忙しくても「仮眠をとるのは仕事の一部」と考えて、交代で確保しましょう。
ゆい仮眠がとれない夜勤が続くなら、それは個人の努力じゃなくて職場の体制の問題かもしれないよ。リーダーや師長さんに相談してみてね。
夜勤明けの睡眠のとり方
帰り道は光を避ける
夜勤明けの帰り道は、サングラスや帽子で強い光を避けると、帰宅後に眠りやすくなります。寄り道をせず、早めに帰宅するのもポイントです。
帰宅後は眠る準備を整える
- 軽めの食事をとる(満腹や空腹すぎる状態は避ける)
- ぬるめのシャワーやお風呂でリラックスする
- 遮光カーテンで部屋を暗くする
- スマホやテレビは早めに切り上げる
長く寝すぎず、夜にも眠れるようにする
夜勤明けに夕方まで長く眠ると、その日の夜に眠れなくなり、リズムが乱れやすくなります。昼過ぎまでにいったん起きて、夜はいつもどおりの時間に寝るようにすると、次の日勤に向けてリズムを戻しやすくなります。
| 時間の目安 | 夜勤明けの過ごし方の例(2交代・朝に終わる場合) |
|---|---|
| 朝 | 光を避けて帰宅。軽い食事とシャワー |
| 午前〜昼過ぎ | 暗く静かな部屋で睡眠 |
| 午後 | 起きて光を浴び、軽く体を動かす |
| 夜 | いつもの時間に就寝 |
上の例はあくまで一例です。勤務の組み方や体質によって合う方法は違うので、無理のない範囲で調整してください。
眠りやすい環境づくりのコツ
| 対策 | 具体的な方法 |
|---|---|
| 光 | 遮光カーテン、アイマスク |
| 音 | 耳栓、家族に夜勤明けの予定を共有して静かにしてもらう |
| 温度 | エアコンや寝具で、暑すぎず寒すぎない室温に |
| 寝る前の習慣 | ストレッチ、深呼吸、決まった音楽など「眠る合図」をつくる |
| スマホ | 通知をオフにし、寝る直前の使用を控える |
食事・カフェイン・お酒の注意点
- カフェイン:夜勤の後半や明け方は、コーヒーやエナジードリンクを控えめにする
- 食事:夜勤中は消化のよいものを少しずつ。夜勤明けの食べすぎは眠りを浅くしやすい
- お酒:寝つきをよくする目的の飲酒は、眠りを浅くしやすいため避けたほうがよい
- 水分:寝る直前に大量に飲むと、トイレで目が覚めやすい
注意:市販の睡眠改善薬やサプリメントを使う場合も、自己判断で続けず、気になることがあれば医師や薬剤師に相談してください。
眠れない状態が続くときは
工夫しても眠れない状態が続き、次のようなサインがある場合は、体と心が限界に近づいている可能性があります。
- 休みの日も眠れない、途中で何度も目が覚める
- 日中に強い眠気があり、ミスや危ない場面が増えた
- 気分の落ち込みやイライラが続いている
- 頭痛、胃腸の不調、食欲の低下が続いている
こうした場合は、医療機関(睡眠外来、心療内科など)や産業医に相談しましょう。また、夜勤の回数や勤務の組み方について、師長に相談することも大切です。
働き方を見直す選択肢
| 選択肢 | 内容 |
|---|---|
| 夜勤の回数を減らす | 今の職場で、勤務の調整を相談する |
| 3交代→2交代(またはその逆) | 体質に合う勤務形態の職場に移る |
| 日勤のみの部署へ異動 | 外来や健診部門など |
| 夜勤なしの職場へ転職 | クリニック、訪問看護、健診センター、企業など |
ゆい夜勤が体に合うかどうかは、人によって本当に違うんだ。合わないのは頑張りが足りないからじゃないよ。自分の体を一番に考えてね。
夜勤なし・夜勤の少ない求人を探す
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看護師の夜勤と睡眠に関するよくある質問
夜勤前はどのくらい寝ておくといいですか?
夜勤明けは寝ないほうがいいですか?
2交代と3交代、どちらが眠りやすいですか?
眠れないのは夜勤に向いていないからですか?
- 夜勤で眠れないのは、体内時計とずれた時間に眠ろうとするため、多くの看護師に起こる
- 夜勤前は前日にしっかり眠り、出勤前に短めの仮眠をとる
- 夜勤明けは光を避けて帰宅し、昼過ぎまでに起きて夜はいつもどおり寝る
- 遮光カーテンや耳栓で環境を整え、カフェインやお酒のとり方に注意する
- 不調が続く場合は受診や相談をし、夜勤の少ない働き方も検討する