看護師おすすめ本ランキング7選|1年目〜現役が選ぶ必読書

「先輩におすすめの本を聞かれたけど、自信を持って答えられない」「自己学習の1冊を買いたいけど、種類が多すぎて選べない」——そんな声をよく聞きます。本記事では、1年目〜現役ナースが本当に使える看護本を、現役看護師の目線でランキング形式で7冊紹介します。基礎技術から精神科・国試対策・読み物まで網羅したので、あなたのレベルと目的に合う1冊がきっと見つかります。
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- 看護師が本で学ぶメリットと、後悔しない選び方の5つの基準
- 1年目〜現役まで使えるおすすめ看護本ランキング7選(基礎技術・現場メモ・精神科・国試対策)
- 7冊を一目で比べられる比較早見表と、レベル別・目的別の選び方ガイド
- 買った本を「積ん読」で終わらせない、効果的な使い方のコツ
ゆい先輩わたしも1年目のころ、何冊も買っては挫折したよ。大事なのは「いま自分が困っていること」に合う本を1冊ずつ選ぶこと。ランキングはあくまで目安として、気になる本から手に取ってみてね。
看護師が本で学ぶメリットとは?SNSや動画だけでは足りない理由
今はYouTubeやSNSで看護の情報が手軽に手に入る時代です。それでも、体系立った1冊の本を手元に置く価値は変わりません。断片的な情報をつなぎ合わせるより、根拠から手順まで一気通貫で整理された本のほうが、忙しい現場では結局いちばんの近道になります。
とくに新人〜2年目のうちは、「なぜそうするのか」という根拠が抜けたまま手技だけを覚えてしまいがち。本なら、調べたいときにすぐ開けて、自分の言葉でメモを書き込みながら知識を定着させられます。夜勤明けの疲れた頭でも、付箋を貼った1冊があるだけで安心感がまったく違います。
失敗しない看護本の選び方|後悔しない5つの基準
「評判がいいから」と買っても、自分のレベルに合っていなければ積ん読になります。購入前に、次の5つの基準でチェックしてみてください。
① 自分のレベル(学生・新人・中堅)に合っているか
国試対策なら学生〜新人向けの参考書、現場の手技で困っているなら新人向けの技術書、というようにターゲット読者が明記された本を選びましょう。背伸びして専門書を買うと、用語が難しくて読み切れません。
② 目的が「広く浅く」か「狭く深く」か
現場全体をカバーしたいなら網羅型の1冊、心電図や薬剤など特定分野を克服したいなら専門特化型を。1冊で全部をまかなおうとしないのが失敗しないコツです。
③ イラスト・図解の多さ(読み切れるか)
文字ばかりの本は、忙しいと開かなくなります。新人のうちはイラストや図解が多く、見開きで完結する本のほうが続けやすいです。書店で実際にページをめくり、「これなら読めそう」と感じるかを確かめましょう。
④ 持ち運びやすさ(ポケットサイズか据え置きか)
勤務中にナース服のポケットに入れたいならミニサイズ、自宅でじっくり読むなら大判、と用途で使い分けます。1冊を兼用するより、据え置き用と持ち歩き用を分けると使い勝手が上がります。
⑤ 改訂・最新版かどうか
ガイドラインや国試出題基準は数年で変わります。とくに参考書・国試対策本は最新版を選ぶのが鉄則。中古で旧版を買うと情報が古いことがあるので注意してください。
看護師おすすめ本ランキング7選|現役が選ぶ必読書
ここからは、1年目〜現役まで幅広く使える看護本7冊をランキング形式で紹介します。上位は「まず1冊」に選びやすい実用書、後半は精神科・メンタルケアなど視野を広げる本という構成です。気になる順位から読み進めてください。
ゆい先輩順位は「迷ったときの選びやすさ」でつけているよ。プリセプターに1冊おすすめするなら、わたしは迷わず1位の本を渡すかな。
第1位:ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術(ズルカン)
SNSでも大人気、通称「ズルカン」。現場で本当に必要な看護技術を、かわいいイラストと先輩のリアルな本音でやさしく解説。1年目が「いまさら聞けない」とつまずくポイントを先回りしてカバーしてくれる、まず1冊めに選びたいベストセラーです。
ズルカンの最大の魅力は、「先輩に聞きづらいけど、知らないと困ること」を網羅している点です。点滴・採血・吸引・心電図モニターなど、新人が現場で必ず出会う場面を、ゆるいイラストとともに「あるある」目線で解説してくれます。失敗例とその回避法がセットで載っているので、読みながら「これ、やりがちだ……」と自分ごととして頭に入ります。
文章が堅すぎず、夜勤明けや勉強が苦手な人でもサクサク読めるのも強み。シリーズ化されていて、2年目向けの続編もあります。「何から読めばいいか分からない」と迷ったら、まずこの1冊から始めれば間違いありません。プリセプターが後輩へ贈る本としても定番です。
ゆい先輩わたしの病棟でも、新人さんのロッカーにだいたい入っている定番だよ。「教科書は重いけどこれなら読める」って声が多いの。
第2位:先輩ナースが書いた看護のトリセツ
消化器外科の現役看護師たちが、臨床でよく出会う疑問・手技・観察ポイントを1冊にまとめた大ボリュームの実用書。輸液・ドレーン・術後管理・急変対応まで幅広くカバーし、「現場の困ったときの辞書」として手元に置く看護師が多い一冊です。
「看護のトリセツ」が支持される理由は、教科書よりも実践的で、参考書よりもやさしい絶妙なバランスにあります。先輩看護師が新人に口頭で教えるような語り口で、「なぜその観察が必要か」「どこを見ればいいか」が具体的に書かれているため、根拠を押さえながら手を動かせます。
ページ数が多い分、最初から通読するより困った場面ごとに該当ページを開く辞書的な使い方がおすすめ。付箋やインデックスを貼っておけば、急変や処置の前にサッと確認できます。1冊持っておくと長く使えるので、据え置きのメイン参考書として投資する価値は十分です。
第3位:いまさら聞けない看護図鑑 根拠をズッシリ詰め込みました!
人気看護師イラストレーター「モカ」さんらが手がけた、看護ケアの“根拠”をイラスト図鑑形式で解説する一冊。「なぜ清拭は末梢から中枢へ?」のような、いまさら聞けない素朴な疑問に、ビジュアルでズバッと答えてくれます。読み物としても楽しく、根拠が苦手な人の入り口に最適です。
看護図鑑の魅力は、「言われてみれば分からない」根拠を、図鑑をめくる感覚で楽しく学べるところです。手技そのものより「なぜそうするのか」に重点が置かれているので、ズルカンや教科書で手順を覚えた後に読むと、知識がぐっと立体的になります。
イラストが豊富で堅苦しくないため、勉強が続かない人・活字が苦手な人でもスキマ時間で読み進められます。看護学生の実習対策にも、新人の根拠固めにも使える汎用性の高さが魅力。技術書の2冊めとして、あるいは「根拠を言葉で説明できるようになりたい」人の1冊めとしておすすめです。
ゆい先輩指導者に「根拠は?」って聞かれてドキッとした経験、みんなあるよね。この本で“言語化”の練習をしておくと、指導の場面で自信が持てるよ。
第4位:先輩ナースの看護メモ
2位「看護のトリセツ」と同じ著者陣による、現場ですぐ使えるポイントをコンパクトにまとめたメモ本。検査値・略語・薬剤・観察項目など「現場でパッと確認したいこと」が凝縮されており、ナース服のポケットに忍ばせておける携帯性が魅力です。
「看護メモ」の強みは、なんといっても勤務中にその場で開ける携帯性です。トリセツが「自宅でじっくり読む辞書」なら、こちらは「現場で立ったまま確認する相棒」。基準値や略語など、うろ覚えだと不安になる情報をその場で確認できる安心感は、新人にとって大きな支えになります。
2位のトリセツとセットで使うと効果的です。自宅で根拠を深掘りし、現場では看護メモでサッと確認する——この役割分担で、知識の定着とスピードを両立できます。値段も手頃なので、最初の1冊にプラスする2冊めとして気軽に選べます。
第5位:看護師・看護学生のためのレビューブック2022
看護師国家試験対策の定番ロングセラー「レビューブック(RB)」。過去の国試出題内容を領域別に整理し、要点を1冊に凝縮。国試対策はもちろん、実習の事前学習や、新人が基礎知識を体系的に見直す“辞書”としても役立ちます。
レビューブックは、「広く・体系的に」知識を確認したいときに頼れる1冊です。国試受験生にとっては必携ですが、現役ナースが「解剖や疾患の基礎をもう一度整理したい」と思ったときの逆引き辞書としても優秀。情報が領域別に整理されているため、苦手分野だけを拾い読みできます。
ただし必ず最新版を確認してください。国試の出題基準やガイドラインは改訂されるため、購入時点で最も新しい年度版を選ぶのが鉄則です。タイトルの「2022」は版を表すので、買う際は最新年度に読み替えてチェックしましょう。
ゆい先輩ここからは少し趣向を変えて、「読み物」として心に効く本を紹介するね。技術書だけだと疲れちゃうから、こういう本も1冊あると気持ちが楽になるよ。
第6位:精神科ナースになったわけ(コミックエッセイの森)
精神科病棟の現場を、当事者・看護師への取材をもとに描いたコミックエッセイ。患者さんとの関わりや葛藤がやわらかなマンガで綴られ、精神科未経験のナースでもスッと読めます。技術書では得られない“看護の心”の部分に触れられる、休日に読みたい一冊です。
「精神科ナースになったわけ」は、精神科に苦手意識やイメージのわかなさを感じている人にこそ読んでほしい一冊です。マンガなので肩の力を抜いて読めますが、患者さんの背景や看護師の関わり方がていねいに描かれており、読み終えると精神科への見方が少し変わります。
異動や転職で精神科を考えている人の入門書としても優秀。また、どの科で働いていても「対人援助とは何か」を見つめ直すきっかけになります。技術の習得に疲れたとき、看護の原点を思い出させてくれる読み物として手元に置いておきたい一冊です。
第7位:児童精神科の看護師が伝える 子どもの傷つきやすいこころの守りかた
SNSで支持を集める児童精神科看護師「こど看」さんが、子どもの“傷つきやすい心”の守り方をやさしく解説。専門書というより実用書・読み物に近く、看護の現場はもちろん、子育て中のママナースが我が子との関わりを見直すヒントにもなります。
この本は、「子どもの心にどう寄り添うか」を、現場のエピソードを交えてやさしい言葉で教えてくれます。小児科や精神科で働く看護師はもちろん、子育て中のママナースが我が子との接し方を見直すきっかけにもなり、仕事と家庭の両面で役立つ実用書です。
専門用語が少なく読みやすいので、「心のケア」に関心はあるけれど難しい本は苦手という人の入り口に最適。看護師としての視野を広げ、患者さんや家族の“こころ”により深く目を向けられるようになる一冊です。
看護師おすすめ本7選を比較早見表でチェック
ここまで紹介した7冊を、対象・タイプ・特徴で一覧にまとめました。自分のレベルと目的に合う本を見つける参考にしてください。
| 順位・書名 | 対象 | タイプ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術 | 学生〜新人 | 技術書 | 新人定番。イラストで看護技術をやさしく |
| 2位 先輩ナースが書いた看護のトリセツ | 新人〜中堅 | 網羅型辞書 | 現場全般を1冊で。据え置きのメイン |
| 3位 いまさら聞けない看護図鑑 | 学生〜新人 | 根拠図鑑 | ケアの根拠をビジュアルで理解 |
| 4位 先輩ナースの看護メモ | 新人〜現役 | 携帯メモ | 検査値・略語をポケットで即確認 |
| 5位 看護師・看護学生のためのレビューブック | 学生・国試 | 参考書 | 国試・基礎固めの王道(最新版を) |
| 6位 精神科ナースになったわけ | 全ナース | 読み物 | 精神科のリアルをコミックエッセイで |
| 7位 子どもの傷つきやすいこころの守りかた | 小児・精神/ママ | 実用書 | 子どもの心のケアをやさしく解説 |
レベル別・目的別|あなたに合う看護本の選び方ガイド
「結局どれを買えばいい?」と迷う人のために、状況別のおすすめをまとめました。
はじめての1冊なら(新人・1年目)
まずは1位「ズルカン」から。現場で必要な技術を、つまずきポイントごとにやさしく解説してくれます。根拠も固めたいなら3位「看護図鑑」を追加すると安心です。
現場の辞書を1冊持ちたいなら
2位「看護のトリセツ」+4位「看護メモ」の2冊使いがおすすめ。自宅で根拠を深掘りし、勤務中はメモでサッと確認、という役割分担で知識とスピードを両立できます。
国試・基礎をやり直したいなら
5位「レビューブック(最新版)」が王道。学生はもちろん、現役が基礎を体系的に見直す逆引き辞書としても使えます。
看護観を広げたい・心が疲れたなら
6位「精神科ナースになったわけ」「7位 子どもの傷つきやすいこころの守りかた」のような読み物を。技術書の合間に読むと、看護の原点を思い出させてくれます。
ゆい先輩全部を一気に買わなくて大丈夫。まずは1冊、いちばん困っていることに合う本から始めてね。読み切れた成功体験が、次の学習につながるよ。
看護本を「積ん読」で終わらせない使い方のコツ
せっかく買った本も、読まなければ意味がありません。知識を定着させる4ステップを紹介します。
- STEP1:通読せず「目次」から入る最初から全部読もうとせず、いま困っている項目だけを拾い読み。成功体験が続けるコツです。
- STEP2:付箋とインデックスで“自分の辞書”化よく開くページに付箋を貼り、すぐ引けるようにします。現場で使えてこそ価値が出ます。
- STEP3:現場で出会った場面とひも付けるその日に経験した処置や患者さんを思い出しながら読むと、記憶への定着が段違いです。
- STEP4:書き込みでアウトプット余白に自分の言葉でメモを残すと、指導の場面で「根拠は?」と聞かれても説明できるようになります。
看護師のおすすめ本に関するよくある質問
新人看護師がまず買うべき1冊はどれ?
電子書籍と紙の本、どちらがいい?
何冊くらい持っておけばいい?
参考書は古い版(中古)でも大丈夫?
本を読む時間がなかなか取れません
- 看護本は「自分のレベル・目的」に合わせて選ぶのが失敗しないコツ。レビュー評価だけで決めない。
- まず1冊なら1位「ズルカン」。現場の辞書には2位「看護のトリセツ」+4位「看護メモ」の2冊使いが王道。
- 国試・基礎は5位「レビューブック(最新版)」、根拠固めは3位「看護図鑑」が役立つ。
- 技術書に疲れたら6位「精神科ナースになったわけ」7位「子どもの傷つきやすいこころの守りかた」で看護観を広げて。
- 買った本は通読せず拾い読み+付箋+書き込みで“自分の辞書”に。積ん読を防いで知識を定着させよう。