認定看護師を目指す準備|受講条件・費用・職場の支援制度
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「認定看護師を目指したいけど、何から準備すればいい?」「費用や学ぶ期間、仕事との両立が不安」——認定看護師は、受講前の実務経験から教育課程、認定審査、更新まで、年単位で計画が必要な資格です。この記事では受講に必要な条件、A課程とB課程の違い、資格取得までの流れ、費用と期間の考え方、職場の支援制度の確認ポイントをまとめました。分野ごとの役割を知りたい人は、認定看護師の19分野一覧|各分野の役割・仕事内容・なり方も参考にしてください。
この記事でわかること
- 認定看護師の役割と、専門看護師との違い
- 受講に必要な実務経験
- A課程とB課程の違いと移行のスケジュール
- 費用と期間の考え方、働きながら学ぶ方法
- 職場の支援制度で確認したいこと
ゆい認定看護師は「思い立ってすぐ」には取れない資格。だからこそ、早めに上司に相談して計画を立てるのが大切だよ。
目次
認定看護師とは
認定看護師は、日本看護協会が認定する資格です。特定の看護分野で、熟練した看護技術と知識を用いて「実践」「指導」「相談」の役割を担います。
| 項目 | 認定看護師 | 専門看護師 |
|---|---|---|
| 学ぶ場 | 日本看護協会が認定した教育機関の教育課程 | 看護系大学院の修士課程 |
| 役割の中心 | 特定分野での実践・指導・相談 | 実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究 |
| 向いている人 | 現場で専門的なケアを深めたい | 組織全体の調整や研究にも関わりたい |
受講に必要な実務経験
認定看護師の教育課程を受講するには、看護師免許を持ち、実務経験が通算5年以上、そのうち通算3年以上は認定看護分野の実務経験が必要です。分野によっては、経験した症例などの条件が追加されることもあります。
注意:分野ごとの条件は必ず募集要項で確認受講条件は分野や教育機関によって細かく決められています。日本看護協会や教育機関の最新の募集要項で確認しましょう。
A課程とB課程の違い
| 項目 | A課程(旧制度) | B課程(新制度) |
|---|---|---|
| 分野 | 21分野 | 19分野に再編 |
| 特定行為研修 | 含まない | 教育課程に組み込まれている |
| 今後の予定 | 教育は2026年度で終了、認定審査は2029年度で終了予定 | これから目指す人はB課程が中心 |
※A課程のスケジュールは日本看護協会の発表をもとにした各種情報による。最新情報は日本看護協会の公式サイトで確認してください。
A課程の認定看護師は、特定行為研修を修了するなどの手続きにより、B課程の認定看護師へ移行することもできます。
資格取得までの流れ
- 目指す分野で実務経験を積む通算5年以上、うち3年以上は目指す分野での経験を積みます。
- 職場に相談し、教育機関を選ぶ分野ごとに教育機関と募集人数が限られています。通い方や場所も確認します。
- 入学試験を受ける筆記試験や面接などが行われるのが一般的です。
- 教育課程を修了する講義・演習・実習などを受け、修了要件を満たします。
- 認定審査を受ける日本看護協会の認定審査に合格すると、認定看護師として登録されます。
- 5年ごとに更新する看護実践の実績や自己研鑽の記録などをもとに、資格を更新します。
費用と期間の考え方
費用は、教育機関・分野・通い方によって大きく違います。正確な金額は、志望する教育機関の募集要項で確認しましょう。準備するときは、次の費用も含めて考えます。
| 費用の種類 | 内容 |
|---|---|
| 受験・入学・授業料 | 入学試験の受験料、入学金、授業料、実習費など |
| 教材・通信環境 | 教科書、e-ラーニングのための機器や通信環境 |
| 通学・宿泊 | 教育機関や実習先が遠い場合の交通費や宿泊費 |
| 収入の変化 | 休職や勤務時間を減らす場合の給与の減少 |
| 認定審査・更新 | 認定審査料、登録料、更新審査の費用 |
ゆい授業料だけでなく「学んでいる間の収入」も考えておくと、あとで困らないよ。
働きながら学ぶ方法
- e-ラーニングを活用する:B課程では、e-ラーニングを取り入れている教育機関があります。
- 勤務時間を調整する:講義や実習の期間に合わせて、勤務日数や時間を相談します。
- 休職制度を使う:職場によっては、資格取得のための休職を認めていることがあります。
- 家族の協力を得る:学ぶ期間の家事や育児の分担を、事前に話し合っておきます。
職場の支援制度で確認したいこと
- 受講費用の補助や貸付があるか、その条件(取得後の勤務年数など)
- 受講中の勤務の扱い(出張扱い、休職、勤務時間の調整など)
- 受講中の給与や社会保険の扱い
- 取得後の役割や、資格手当の有無
注意:費用補助の条件をよく確認費用の補助を受けた場合、取得後に一定期間勤務することが条件になっていることがあります。途中で退職した場合の返還の条件も確認しておきましょう。
認定看護師を目指すことに関するよくある質問
今からA課程で取ることはできますか?
A課程の教育は2026年度で終了する予定と発表されています。これから目指す場合は、B課程を前提に準備しましょう。最新情報は日本看護協会で確認してください。
転職すると、実務経験は通算されますか?
条件は「通算」の実務経験のため、複数の職場での経験を合わせて考えます。証明書類の準備が必要になるため、募集要項で必要な書類を確認しましょう。
認定看護師になると給料は上がりますか?
資格手当や役割に応じた手当がある職場もありますが、職場によって違います。取得後の処遇は、事前に確認しておきましょう。
認定看護師と特定行為研修だけの修了は何が違いますか?
特定行為研修は、手順書にもとづいて特定行為を行うための研修です。認定看護師は、特定の分野での実践・指導・相談を担う資格で、B課程ではその教育に特定行為研修が組み込まれています。
まとめ
- 認定看護師は、特定の看護分野で実践・指導・相談を担う資格
- 受講には通算5年以上の実務経験、そのうち3年以上は認定看護分野の経験が必要
- これから目指す人は、特定行為研修を含むB課程が中心
- 費用は授業料だけでなく、通学費や学んでいる間の収入の変化も含めて考える
- 職場の費用補助・勤務の扱い・返還条件を、早めに確認する