看護師の履歴書の書き方|証明写真・職歴・資格の記入例つき

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「看護師の履歴書って、何をどう書けば正解なの?」「証明写真や職歴、資格欄でうっかりミスして落ちたくない」——転職を考える看護師さんが最初につまずくのが履歴書です。履歴書は採用担当がいちばん最初に目にする書類。ここでの印象が、面接に進めるかどうかを大きく左右します。この記事では、証明写真・学歴職歴・免許資格・本人希望欄まで、そのまま真似できる記入例つきで、現役看護師の視点でていねいに解説します。

この記事でわかること
  • 看護師の履歴書の基本ルールと、書く前に準備するもの
  • 証明写真の撮り方・服装・貼り方の好印象ポイント
  • 学歴・職歴欄の正しい書き方と、そのまま使える記入例
  • 看護師免許・資格欄の正式名称と書き方
  • 本人希望記入欄で「書いていいこと・避けたいこと」と記入例
佐倉ゆいゆい先輩

履歴書はセンスじゃなくて「型」で決まるよ。型さえ押さえれば、誰でもきちんと見える一枚になるから、一緒に見ていこうね。

目次

看護師の履歴書、基本の書き方とルール

まずは全体に共通する基本ルールから確認しましょう。履歴書は内容だけでなく「書き方の作法」も見られています。中身が良くても、体裁が崩れていると「事務作業が雑な人かも」というマイナス印象につながってしまいます。

手書き・パソコンどちらでもOK。大切なのは読みやすさ

かつては「履歴書は手書きが誠意」と言われましたが、現在は手書きでもパソコン作成でもどちらでも問題ありません。医療機関によってはメール添付でPDF提出を求めるところも増えています。手書きの場合は黒のボールペン(消えるボールペンは不可)で丁寧に、パソコンの場合は誤字脱字とフォントの統一に注意しましょう。

ポイント:使う履歴書の選び方看護師の転職では、志望動機や自己PRの記入スペースが広めの「一般的なJIS規格様式」または「転職者向け様式」がおすすめ。学歴欄が大きすぎるアルバイト向け様式は避けましょう。

書く前にそろえておくもの

  • 看護師免許証(正式な取得年月・登録番号の確認用)
  • これまでの勤務先の正式名称・入職/退職年月がわかるもの
  • 証明写真(3か月以内に撮影したもの)
  • 黒のボールペン・修正しないための下書き用鉛筆
  • 西暦・和暦を統一するためのメモ(どちらかに統一する)
注意:日付は「西暦か和暦」どちらかに統一履歴書内で西暦と和暦が混在すると読みにくく、確認漏れの印象を与えます。学歴・職歴・資格すべて同じ表記に揃えましょう。提出日・生年月日も同様です。

証明写真の撮り方・貼り方【好印象のポイント】

証明写真は、採用担当があなたの第一印象を受け取る場所です。看護師は清潔感と信頼感が特に重視される職種。スピード写真でも構いませんが、できれば写真館やアプリの補正機能を使い、明るく健康的に見える一枚を用意しましょう。

佐倉ゆいゆい先輩

写真は「3か月以内」が鉄則。半年前の写真を使い回すと、髪型や雰囲気が変わっていて面接で「別人?」と思われることもあるよ。

服装・髪型・表情のポイント

項目好印象のポイント
服装ジャケット+白または淡色のインナー。スーツが基本。制服(ナース服)はNG
髪型顔まわりをすっきり。長い髪はまとめる。前髪は眉・目にかからないように
表情口角を軽く上げた自然な微笑み。歯は見せすぎない。まっすぐカメラを見る
メイクナチュラルで健康的に。血色感を意識。濃すぎるアイメイクは避ける
サイズ縦4cm×横3cmが一般的。様式の枠に合わせる

写真の貼り方の基本

  • 裏面に氏名を書いてから貼る(はがれたときの紛失防止)
  • のりまたは両面テープでまっすぐ貼る(セロハンテープは避ける)
  • 枠からはみ出さない・傾かないようにする
  • データ提出の場合は、指定サイズ・背景色(白または薄い青)を確認

学歴・職歴欄の書き方と記入例

学歴・職歴欄は履歴書の「土台」です。看護師の転職では職歴の書き方がとくに重要。ここを正しく整えるだけで、ぐっと読みやすくなります。

学歴の書き方

学歴は高等学校卒業から書き始めるのが一般的です(中学卒業から書く様式もあります)。看護学校・看護大学は正式名称で、学部・学科・専攻まで記載します。1行目の中央に「学歴」と書き、卒業・入学を時系列で並べます。

記入例:学歴 令和2年3月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業
令和2年4月 〇〇医療福祉専門学校 看護学科 入学
令和5年3月 〇〇医療福祉専門学校 看護学科 卒業

職歴の書き方

職歴は時系列(古い順)で、勤務先の正式名称・配属先・入職/退職を書きます。「病院名」だけでなく、病棟や診療科まで書くと、どんな経験を積んできたかが伝わりやすくなります。退職理由は基本的に「一身上の都合により退職」で問題ありませんが、結婚・出産・転居など前向きに受け取られる理由は簡潔に添えても構いません。

記入例:職歴(病棟看護師の場合) 令和5年4月 医療法人〇〇会 〇〇総合病院 入職
      (消化器内科・外科混合病棟に配属)
令和7年3月 医療法人〇〇会 〇〇総合病院 一身上の都合により退職
令和7年4月 現在に至る
佐倉ゆいゆい先輩

配属先を一行添えるのがコツ。「急性期で3年」「訪問看護で2年」みたいに、あなたの強みが自然に伝わるよ。最後は必ず「現在に至る」で締めてね。

職場タイプ別の職歴記入例

勤務先の形態によって、添える一言を変えると経験が伝わりやすくなります。代表的なパターンを見てみましょう。

記入例:クリニック勤務の場合 令和5年4月 医療法人〇〇会 〇〇クリニック 入職
      (内科・外来/採血・処置・診療補助を担当)
令和7年6月 医療法人〇〇会 〇〇クリニック 一身上の都合により退職
記入例:訪問看護ステーション勤務の場合 令和4年4月 〇〇訪問看護ステーション 入職
      (在宅療養者の訪問看護・ターミナルケアを担当)
令和7年3月 〇〇訪問看護ステーション 一身上の都合により退職
記入例:複数の病院を経験している場合 平成30年4月 〇〇市立病院 入職(外科病棟に配属)
令和3年3月 〇〇市立病院 一身上の都合により退職
令和3年4月 医療法人〇〇会 〇〇病院 入職(回復期リハビリ病棟に配属)
令和7年2月 医療法人〇〇会 〇〇病院 一身上の都合により退職

職歴が多いとき・ブランクがあるとき

転職回数が多い方は、すべて正確に書くのが原則です。書ききれない場合は職務経歴書で補います。育児・療養などのブランクは、隠すより前向きに一言添える方が印象は良くなります。職歴が多い場合の具体的な伝え方は、関連記事でくわしく解説しています。

記入例:出産・育児でブランクがある場合 令和3年3月 医療法人〇〇会 〇〇病院 一身上の都合により退職
      (出産・育児のため一時離職)
令和7年4月 現在に至る
佐倉ゆいゆい先輩

ブランクは看護師なら珍しくないよ。「育児のため」と一言添えるだけで、採用担当も背景をちゃんと理解してくれるから大丈夫。

注意:勤務先名は「正式名称」で「〇〇病院」ではなく「医療法人社団〇〇会 〇〇病院」のように、運営法人を含めた正式名称で書きます。略称や通称は避けましょう。免許証や在職証明と表記を揃えると安心です。

免許・資格欄の書き方(看護師免許の正式名称)

資格欄は看護師の履歴書の最大のアピールポイント。看護師免許は国家資格なので、正しい名称と取得年月をきちんと書きましょう。

看護師免許の正しい書き方

資格欄には、取得した順(古い順)に記載します。看護師免許は正式には「看護師免許」と書き、取得年月を添えます。登録番号まで書く必要は基本的にありませんが、様式に欄がある場合は記載します。

記入例:免許・資格欄 令和5年5月 看護師免許 取得
令和6年8月 普通自動車第一種運転免許 取得
令和7年2月 BLSプロバイダー 取得

准看護師から正看護師になった方は、両方を取得順に記載します。保健師・助産師の免許を持っている場合も、それぞれ取得年月とともに書きましょう。訪問看護など運転を伴う職場では、普通自動車運転免許が立派なアピールになります。

書いておくと有利になる資格・研修

  • 認定看護師・専門看護師などの資格
  • BLS/ACLSなどの救命処置プロバイダー資格
  • ケアマネジャー(介護支援専門員)
  • 認知症ケア関連・糖尿病療養指導士などの分野別資格
  • 希望職種に関連する研修修了(例:訪問看護なら在宅関連研修)
注意:取得予定・勉強中の資格の書き方まだ取得していない資格は「取得」と書かず、「〇〇資格 取得に向けて学習中」または「令和〇年〇月 受験予定」と正直に書きます。虚偽記載は経歴詐称になるため絶対に避けましょう。

本人希望記入欄の書き方と記入例

意外と迷うのが本人希望記入欄です。ここは「何でも書いていい欄」ではありません。給与や休日の細かい交渉はここではなく面接や条件確認の場で行うのがマナー。基本は「貴院の規定に従います」を軸にし、どうしても外せない事情だけを簡潔に添えます。

基本の記入例

記入例:特に希望がない場合貴院の規定に従います。

勤務条件に事情がある場合の記入例

記入例:子育て中で夜勤に制限がある場合育児中のため、当面は日勤帯での勤務を希望いたします。それ以外の条件は貴院の規定に従います。
記入例:連絡可能な時間帯を伝えたい場合現在在職中のため、ご連絡は平日18時以降または携帯電話(〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇)にいただけますと幸いです。
佐倉ゆいゆい先輩

「給料は〇万円以上希望」みたいな条件をズラッと並べるのはNG。まだ選ばれる前だからね。伝えたい事情があるときも、やわらかく一言だけにしておこう。

本人希望欄で避けたい書き方

  • 給与・賞与の具体的な金額交渉
  • 「残業なし」「〇曜日は必ず休み」など強い条件の羅列
  • 空欄のまま提出する(最低でも「貴院の規定に従います」を記載)

志望動機・自己PR欄の書き方のコツ

志望動機と自己PRは、履歴書の中であなたの言葉が最も伝わる欄です。ここは記入例をそのまま写すより、自分の経験に合わせて作り込むことが大切。基本の型は「なぜこの職場か」「これまでの経験」「入職後にどう貢献したいか」の3ステップです。

ポイント:志望動機の3ステップ①その職場を選んだ理由(施設の特徴に触れる)→②活かせる経験・スキル→③入職後の意欲、の順で書くと説得力が出ます。
記入例:志望動機(病棟→クリニックへの転職)「これまで急性期病棟で3年間、幅広い疾患の看護に携わってまいりました。患者さんお一人おひとりとより丁寧に向き合える環境で働きたいと考え、地域に根ざした医療を提供されている貴院を志望いたしました。培ってきたアセスメント力を活かし、外来看護に貢献したいと考えております。」
記入例:自己PR(強み=観察力・傾聴力)「私の強みは、患者さんの小さな変化に気づく観察力です。前職の消化器病棟では、術後患者さんのわずかな表情や訴えの変化から早期に異常を報告し、重症化を防いだ経験があります。この観察力と傾聴の姿勢を活かし、貴院でも患者さんが安心できる看護を提供したいと考えています。」
注意:例文はそのまま使わず「自分の言葉」に上の例文はあくまで型です。診療科・年数・エピソードを自分の経験に置き換えることで、他の応募者と差がつく説得力のある文章になります。

職場別の志望動機の例文や、強み別の自己PRの作り方は、専用の記事でたっぷり解説しています。書き出しに迷ったら、あわせて読んでみてくださいね。

履歴書を郵送・メール提出するときのマナー

完成した履歴書の「送り方」も見られています。最後のひと手間で印象が変わります。

  • 郵送時は添え状(送付状)を同封し、クリアファイルに入れて折らずに送る
  • 封筒は白または薄い色の角形2号。表に「履歴書在中」と赤で記載
  • メール提出はPDF形式に変換し、ファイル名を「履歴書_氏名」とする
  • メール本文にも簡単なあいさつと応募の旨を添える
  • 提出前に、宛名・日付・添付ファイルを最終チェックする

履歴書でやりがちなNG・注意点

最後に、看護師の履歴書でありがちな失敗をまとめます。提出前にセルフチェックしてみましょう。

  • 誤字脱字・略称のチェック勤務先や資格名を略さず正式名称で。声に出して読み返すと誤字に気づきやすいです。
  • 日付の統一チェック西暦・和暦が混在していないか、提出日は最新か確認します。
  • 写真の状態チェック3か月以内の写真か、まっすぐ貼れているか、裏に氏名を書いたか。
  • 空欄チェック本人希望欄・押印欄など、空欄のまま出していないか確認します。
  • コピーを取る面接で自分が何を書いたか答えられるよう、提出前に必ずコピーまたは写真を残します。
注意:修正液・修正テープはNG手書きで書き間違えたら、面倒でも新しい用紙に書き直します。修正跡があると「重要書類を雑に扱う人」という印象を与えかねません。

看護師の履歴書に関するよくある質問

履歴書は手書きとパソコン、どちらが有利ですか?
有利・不利はありません。読みやすく誤字がないことが最優先です。メール提出が指定されている場合はパソコン作成が無難です。
職歴が多くて欄に書ききれません。どうすれば?
すべて正確に書くのが原則ですが、書ききれない場合は職務経歴書で補足します。短期離職が続く場合の前向きな伝え方は、職歴が多い方向けの記事でくわしく解説しています。
看護師免許は「看護師」と書けばいいですか?
資格欄には「看護師免許 取得」と、取得年月とともに書きます。准看護師から正看護師になった方は両方を取得順に記載します。
本人希望欄は空欄でもいいですか?
空欄は避けましょう。特に希望がなければ「貴院の規定に従います」と記載します。伝えたい事情があるときだけ簡潔に添えます。
証明写真はスマホアプリで撮ったものでも大丈夫?
問題ありません。ただし背景は白または薄い青、明るく清潔感のある仕上がりを意識し、3か月以内に撮影したものを使いましょう。
まとめ
  • 履歴書は手書き・パソコンどちらでもOK。読みやすさと日付の統一が最優先
  • 証明写真は3か月以内・スーツ・清潔感を意識し、裏に氏名を書いて貼る
  • 職歴は配属先まで書くと経験が伝わり、最後は「現在に至る」で締める
  • 資格欄は「看護師免許 取得」+取得年月。運転免許や関連資格も強みになる
  • 本人希望欄は「貴院の規定に従います」が基本。条件交渉は書かない
  • 提出前に誤字・日付・写真・空欄をチェックし、必ずコピーを残す
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この記事を書いた人

急性期5年・訪問看護2年の経験から、看護師さんのリアルな悩みに寄り添う情報を発信しています。

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