看護師の退職届・退職願の書き方と例文【コピペOKテンプレ付】

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「退職を決めたけど、退職届ってどう書くの?」 「退職届と退職願って何が違う?」 「退職理由は正直に書いていい?」

看護師として初めて退職する方の多くが、書類の書き方でつまずきます。

この記事では、

  • 退職届と退職願の違い(重要)
  • 看護師の退職届・退職願のコピペOKテンプレート
  • 退職理由の書き方と例文(無難な表現)
  • 提出のタイミングと正しい渡し方
  • 円満退職のための7ステップ

をまとめました。テンプレートはそのまま手書きでOKな書式で作っています。 退職を決めたら、ブックマークして見返してください。

目次

退職届と退職願の違い【超重要】

まず最初に押さえたいのが、「退職届」と「退職願」は別物ということです。

項目退職願退職届
性質お願い通告
撤回受理前なら可能不可
タイミング退職交渉の最初退職が確定した後
法的効力弱い強い
提出先直属の上司上司または人事

流れを整理すると

①退職を決意
 ↓
②上司に口頭で退職の意思を伝える
 ↓
③【退職願】を提出(受理されれば話し合いに進む)
 ↓
④退職日が確定
 ↓
⑤【退職届】を提出(正式な届出)
 ↓
⑥引き継ぎ・退職

ほとんどの方は**「退職願」だけで済むケースが多い**ですが、退職をきっぱり決めている場合や、引き止めが激しい場合は「退職届」を出します。

退職願の書き方とテンプレート【コピペOK】

退職願 テンプレート

                                  退職願
 
                                    令和8年5月15日
 
医療法人◯◯
理事長 △△ △△ 殿
 
                            外科病棟
                            看護師 □□ □□  ㊞
 
 
 私事、
 このたび、一身上の都合により、来る令和8年7月31日をもって
 退職いたしたくお願い申し上げます。
 
 以上

書き方の手順

  1. 用紙:白色のB5またはA4の便箋(罫線あり可)
  2. ペン:黒のボールペンまたは万年筆(消せるペンNG)
  3. 縦書きが基本(横書きでも可)
  4. 「私事」または「私儀」から書き始める
  5. 「一身上の都合」と書く(具体的な理由は書かない)
  6. 退職希望日を明記
  7. 「お願い申し上げます」で結ぶ
  8. 提出日、所属、氏名、押印
  9. 宛名は「理事長」または「院長」(最高責任者)
  10. 二つ折りで白封筒に入れて提出

退職届の書き方とテンプレート【コピペOK】

退職届 テンプレート

                                  退職届
 
                                    令和8年5月15日
 
医療法人◯◯
理事長 △△ △△ 殿
 
                            外科病棟
                            看護師 □□ □□  ㊞
 
 
 私事、
 このたび、一身上の都合により、来る令和8年7月31日をもって
 退職いたします。
 
 以上

退職願との違い

  • 「退職いたしたくお願い申し上げます」 → 「退職いたします」
  • お願い → 通告

文字を変えるだけ。書式やマナーは退職願と同じです。

退職理由の書き方|「一身上の都合」が無難

書面では退職理由を**「一身上の都合」**と書くのが鉄則です。

具体的な理由を書く必要はありません(書くとトラブルの元)。 詳細は口頭で伝えるか、転職先には別途伝えれば十分です。

口頭で伝える時の退職理由「無難な伝え方」例文

例1:キャリアアップ系

「これまでの経験を活かしつつ、新しい分野でスキルを伸ばしたいと考えています」

例2:家庭の事情系

「家庭の事情で生活環境を変える必要があり、転職を決意いたしました」

例3:体調系

「体調を整えるため、現在の勤務体系から変更を希望いたします」

例4:学び直し系

「もう一度基礎から看護を学び直したく、新しい環境で挑戦することを決めました」

絶対に言ってはいけないNG退職理由

  • ❌ 「給料が安いから」
  • ❌ 「人間関係が辛いから」(特にお局・先輩の名前は絶対NG)
  • ❌ 「夜勤がきついから」
  • ❌ 「上司と合わないから」
  • ❌ 「他の病院の方が良いから」

これらは本音であっても、最後の挨拶を気持ちよく終わらせるために言わないのが鉄則です。

退職届を提出するベストタイミング

法律上のルール

民法では「退職の申し出から2週間で退職可能」と定められています。 ただし、**就業規則で「1〜3ヶ月前までに申し出」**と決められている病院がほとんどです。

実務上の推奨タイミング

タイミングおすすめ度
退職予定日の2ヶ月前◎(最推奨)
退職予定日の3ヶ月前
退職予定日の1ヶ月前△(ギリギリ)
退職予定日の2週間前✕(マナー違反)

最推奨は2〜3ヶ月前。引き継ぎや次の人員確保に必要な期間を考慮した期間です。

退職届の正しい渡し方

Step 1:直属の上司にアポを取る

「お話があるのでお時間いただけますか」とメールまたは口頭でアポイント。 忙しい時間帯は避け、勤務終了後など落ち着いた時間に。

Step 2:個室で口頭で退職意思を伝える

ナースステーションなど人前ではなく、面談室や会議室で。 「実は、◯月末で退職を考えております」と切り出す。

Step 3:退職願(または退職届)を渡す

口頭での説明後、退職願を取り出して両手で渡す。 「こちらが退職願です」と一言添える。

Step 4:引き止めがあっても意思は固く伝える

「もう少し考え直さない?」と言われても、決意が固いなら**「申し訳ありませんが、決めたことです」**と毅然と。

Step 5:人事への提出は上司の指示に従う

直属の上司から人事に話が回ることもあれば、自分で人事に提出を求められることも。

円満退職のための7ステップ

退職そのものより、退職後も気持ちよく業界で働き続けるために円満退職を目指してください。

Step 1:転職先を決めてから退職を伝える

「決まってないけど辞める」は経済的・精神的に厳しい。 転職先の内定が出てから伝えるのが鉄則。

Step 2:直属の上司から先に伝える

同期や仲の良い先輩でも、上司より先に伝えてはいけません。 「あいつから先に聞いた」と上司の心象が悪化します。

Step 3:退職時期は繁忙期を避ける

3月末、年末年始、ゴールデンウィーク前などの繁忙期は避けて。 病院の状況を考えて時期を調整するのがマナー。

Step 4:引き継ぎ資料を丁寧に作成

担当患者さんの情報、業務の流れ、注意事項などを文書化。 **「あなたが辞めても病院が困らない状態」**を作って退職する。

Step 5:有給休暇は計画的に消化

退職前の有給消化は権利。ただし業務に支障が出ないよう、上司と相談して計画を立てる。

Step 6:最終出勤日に挨拶

お世話になった方々一人ひとりに、感謝の言葉を直接伝える。 小さな菓子折りなどがあるとさらに印象が良い。

Step 7:退職後もSNSで悪口は書かない

退職後にSNSで前職の悪口を書くと、次の職場や業界全体で評判が落ちます。 退職した職場のことは「お世話になった」というスタンスを貫く。

退職を引き止められた時の対応

「君がいないと困る」「後任が決まるまで待って」 こうした引き止めは、ほぼ全員が経験します。

引き止めへの対応の基本

  1. 感謝を示す
  2. でも決意は固く伝える
  3. 引き継ぎへの協力は約束する

例文:引き止めへの返答

「ご評価いただきありがとうございます。ただ、自分のキャリアと家庭の状況を考えて決断したことですので、変えるつもりはありません。引き継ぎは責任を持って行いますので、よろしくお願いいたします」

決意を曖昧にするとズルズル引き伸ばされます。「決めたこと」と明確に伝えてください。

退職届に関するよくある質問

Q1:手書きとPCで作成、どちらが良い?

伝統的には手書きですが、PCでも問題ありません。 ただし署名・押印は手書きで。

Q2:印鑑はシャチハタでもいい?

シャチハタは不可。認印または実印を使ってください。

Q3:退職届を受け取ってもらえなかった場合は?

内容証明郵便で人事に送付できます。 ただしまずは上司との対話を試みてください。

Q4:退職時のボーナスはもらえる?

支給日に在籍していればもらえる規則の病院が多い。就業規則で確認を。

Q5:退職時に有給は全部消化できる?

法的には可能。ただし業務に支障が出ないよう、計画的な消化を。

Q6:退職代行サービスは使うべき?

ハラスメントなど特殊事情がある場合のみ検討。通常は自分で伝えるのが望ましい。

Q7:退職後にもう一度同じ病院に戻れる?

可能性はあります。ただし円満退職していることが必須条件。

退職と並行して転職活動を進めるコツ

「退職を決めたら、退職と転職活動を同時並行で進める」のが理想です。

おすすめの順序

  1. 転職サイトに登録(情報収集開始)
  2. 求人を見ながら方向性を固める
  3. 応募・面接(数社を併願)
  4. 内定獲得
  5. 上司に退職意思を伝える
  6. 退職願提出
  7. 引き継ぎ
  8. 退職→新職場へ

転職活動と退職交渉、どちらが先?

必ず転職活動を先にしてください。 「退職してから転職活動」は無職期間が発生し、経済的・精神的に厳しいです。

転職サイトに登録しておけば、担当者が面接日程の調整・現職との両立サポートまでしてくれます。

30秒で無料登録レバウェル看護の公式サイト ※ 在職中の転職活動を多くサポートしている看護師専門エージェントです。

まとめ:退職届はテンプレ通りに、退職交渉は冷静に

看護師の退職届・退職願についてまとめます。

  • 退職願:退職をお願いする書類(撤回可能)
  • 退職届:退職を通告する書類(撤回不可)
  • 理由は**「一身上の都合」**で十分
  • 提出時期は退職日の2〜3ヶ月前が理想
  • 転職先を決めてから退職を切り出す
  • 引き継ぎ・有給消化は計画的に

退職は新しいキャリアの始まりです。気持ちよく次のステージに進むためにも、円満退職を心がけてください。

30秒で無料登録レバウェル看護の公式サイトはこちら 退職交渉のアドバイスもしてくれます。在職中の転職活動はプロのサポートがあると安心。

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