訪問看護の便利グッズ8選|持ち物リストと選び方

「訪問先で手元が暗くて観察しにくい」「雨の日に書類やバッグが濡れてしまう」「利用者さんの家に上がるときの足元が気になる」——訪問看護は、病棟とは違う環境で看護をするぶん、ちょっとした道具の差が働きやすさに直結します。
この記事では、訪問看護で役立つ便利グッズを8つ、観察・感染対策・訪問先でのマナー・移動と記録の場面別に紹介します。あわせて、持ち物のチェックリストや、購入前にステーションへ確認しておきたいこともまとめました。
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- 訪問看護でグッズ選びが大切な理由
- 訪問看護グッズを選ぶ4つのポイント
- 場面別・訪問看護の便利グッズ8選と比較表
- 訪問看護の持ち物チェックリスト
- 購入前にステーションに確認したいこと
ゆい訪問看護の持ち物は、ステーションから支給されるものと自分で用意するものがあるよ。買う前に、何が支給されるかを確認しておくとムダがないからね。
訪問看護でグッズ選びが大切な理由
訪問看護では、看護師がひとりで利用者さんの自宅を訪問し、限られた時間と物品でケアを行います。病棟のように、足りないものをすぐに取りに行くことはできません。
- 物品がそろっていない:利用者さんの自宅にある物と、自分で持参した物だけでケアを行う
- 環境がさまざま:照明が暗い部屋、狭い部屋、ペットがいる家など、訪問先ごとに環境が違う
- 移動がある:車・自転車・バイク・徒歩で移動し、天候の影響を受ける
- 記録や書類を持ち歩く:タブレットや書類を、移動中も訪問先でも扱う
こうした環境では、「軽くて、すぐ取り出せて、どこでも使える」グッズが仕事の効率と安全を支えます。バッグそのものの選び方は訪問看護バッグの選び方|移動手段別に合うバッグと中身の整理で詳しく紹介しているので、この記事ではバッグ以外のグッズを中心に紹介します。
訪問看護グッズを選ぶ4つのポイント
1. ステーションの支給品と重ならないか
血圧計やパルスオキシメーター、感染対策の物品などは、ステーションから支給される場合があります。自分で購入する前に、支給品と持ち出しのルールを確認しましょう。
2. 軽くてコンパクトか
訪問看護では1日に何件も訪問するため、荷物の重さは体の負担に直結します。同じ機能なら、軽くてかさばらない物を選びましょう。
3. 清潔に保ちやすいか
訪問先から訪問先へ持ち運ぶ物は、感染対策の面から拭いて清潔にできる素材や、使い捨てできる物を選ぶと安心です。
4. 片手で扱えるか
ケアの途中で片手がふさがっていることはよくあります。クリップ付き、ストラップ付きなど、片手で取り出しやすい工夫があるかも確認しましょう。
ゆいグッズを増やしすぎると、バッグが重くなって移動がつらくなるよ。1か月ほど働いてみて、「本当に必要だった物」から少しずつそろえるのがおすすめ。
【観察】訪問看護の便利グッズ
1. メディケン ペンライト(暖色光/白色光2色・USB充電式)
瞳孔の観察に使う暖色光と、口腔内などを照らす白色光を切り替えられるペンライトです。USB充電式のため電池交換が不要で、スライド式のスイッチで点灯します。本体には瞳孔の大きさの目安となる瞳孔計がデザインされています。
訪問先は、病棟と比べて照明が暗い部屋も少なくありません。口腔内や皮膚の状態、褥瘡の観察など、手元を照らしたい場面で役立ちます。充電式なので、ステーションに戻ったときに充電する習慣をつけておくと安心です。
販売ページによると、本体はステンレス製で、ノック式ではないため落としたときに壊れにくい構造とされています。白衣やユニフォームの胸ポケットにクリップで留めておけば、必要なときにすぐ取り出せます。
2. ドリテック パルスオキシメーター
指に挟んで、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定できるパルスオキシメーターです。カラー液晶で数値や脈波を一画面に表示し、表示の向きを切り替えられます。販売ページによると、国内で検査を行っているとのことです。
パルスオキシメーターはステーションから支給されることも多い物品です。支給品がない場合や、予備を持っておきたい場合に検討しましょう。医療機器として認証を受けた製品を選ぶことが大切です。
測定値は、指先の冷えやマニキュア、体動などの影響を受けることがあります。数値だけで判断せず、呼吸の状態や顔色などとあわせて観察しましょう。
【感染対策】訪問看護の便利グッズ
3. ナースリー アルコールボトル携帯ポーチ
アルコールボトルを入れて持ち運べる携帯ポーチです。ショルダーとウエストの2WAYで使え、ぶらぶらするのを防ぐクリップが付いています。
訪問看護では、訪問先に入るとき、ケアの前後、訪問先を出るときなど、手指消毒の機会が多くあります。バッグの中から毎回ボトルを探す手間を減らせるのが利点です。入れられるボトルのサイズは事前に確認しましょう。
ポーチ自体も、訪問先から訪問先へ持ち運ぶ物です。表面が汚れたら拭き取るなど、こまめに手入れをして清潔に保ちましょう。ナースポーチと組み合わせて使いたい人は、ポーチの選び方もあわせて検討すると、腰回りの収納を整理しやすくなります。
4. サラヤ プラスチックエプロン 袖なし(50枚)
水や血液、体液などを通しにくいポリエチレン製の使い捨てエプロンです。体の前面を覆う袖なしタイプで、医療や介護の現場で使われています。
入浴介助や陰部洗浄、ストーマのケアなどでユニフォームの汚れを防ぎ、次の訪問先へ汚染を持ち込まないために役立ちます。個人防護具は、ステーションの感染対策マニュアルに沿って使用しましょう。支給されている場合は、そちらを優先してください。
使用後のエプロンは、訪問先で決められた方法で廃棄するか、ビニール袋に入れて持ち帰ります。廃棄方法もあわせて確認しておきましょう。
【訪問先でのマナー】訪問看護の便利グッズ
5. サラヤ シューズカバー(使い捨て・100枚)
靴を汚染から守り、靴に付いた泥やほこりで環境が汚れるのを防ぐための使い捨てシューズカバーです。底部に滑り止め加工が施されています。
感染症の利用者さんへの訪問や、玄関から居室までの床の汚れが気になる場面などで使えます。使い方や着脱のタイミングは、ステーションのルールに合わせましょう。
6. ウチコレ おうちスリッポン(携帯可)
室内履きとして使えるスリッポンタイプのルームシューズで、販売ページでは携帯できることが紹介されています。かかとまで覆う形状のスリッパを探している人の選択肢になります。
訪問先によっては、スリッパを使うかどうか、持参するかどうかの考え方が異なります。室内履きを持参するかは、ステーションの方針と利用者さん・家族の意向を確認して決めましょう。ケアの際に動きやすいよう、脱げにくい形を選ぶのがポイントです。
【移動・記録】訪問看護の便利グッズ
7. キングジム クリップボード ラチュナ(A4・二つ折り)
A4やB5の書類、名刺、カードなどを収納できるポケット付きの二つ折りクリップボードです。360°折り返して使え、販売ページによると書類を約60枚挟める仕様です。
訪問先では、テーブルを借りずに書類に記入する場面もあります。カバー付きのクリップボードなら、移動中に書類が折れたり、ほかの人の目に触れたりするのを防げます。利用者さんの個人情報を扱うため、書類の持ち出しと管理のルールは必ず守りましょう。
8. アエトニクス 自転車カゴカバー(防水・容量アップ)
撥水・防水加工の生地を使った自転車の前カゴカバーです。ダブルファスナーで前後から開閉でき、内側のファスナーを開けると高さを伸ばして容量を増やせます。前方には反射テープが付いています。
自転車で訪問するステーションでは、雨の日に訪問バッグや書類が濡れるのが悩みのひとつです。カゴカバーがあれば、雨よけと、荷物の飛び出し・のぞき見の防止を同時にできます。使用や洗濯を重ねると撥水性は低下するため、気になってきたら撥水スプレーなどで手入れしましょう。
訪問看護の便利グッズ比較早見表
| グッズ | 場面 | 選ぶときの確認点 |
|---|---|---|
| ペンライト | 観察 | 光の色、充電方式、クリップ |
| パルスオキシメーター | 観察 | 医療機器認証、支給の有無 |
| アルコールボトル携帯ポーチ | 感染対策 | 入るボトルのサイズ |
| プラスチックエプロン | 感染対策 | 支給の有無、サイズ |
| シューズカバー | 訪問先 | 使い方のルール、滑り止め |
| 携帯スリッパ | 訪問先 | ステーションの方針、脱げにくさ |
| クリップボード | 記録 | カバーの有無、重さ |
| 自転車カゴカバー | 移動 | カゴのサイズ、防水性 |
訪問看護の持ち物チェックリスト
ステーションによって支給品や持ち物のルールは異なりますが、一般的には次のような物を持って訪問します。自分のバッグの中身を見直すときの参考にしてください。
- バイタルサイン測定:血圧計、体温計、聴診器、パルスオキシメーター、ペンライト、時計
- 感染対策:手指消毒剤、使い捨て手袋、マスク、エプロン、ビニール袋
- 処置の物品:ステーションのルールに沿って持参する衛生材料など
- 記録・連絡:タブレットやスマートフォン、書類、筆記用具、モバイルバッテリー
- その他:タオル、ハンドクリーム、雨具、身分証明書
聴診器やナースウォッチは、看護師の聴診器の選び方やナースウォッチの選び方で詳しく比較しています。
ゆい持ち物は、訪問から戻ったらその日のうちに補充しておくのがコツだよ。翌朝あわてずに出発できるし、忘れ物も減るからね。
移動手段別にそろえたいグッズの考え方
訪問看護の移動手段は、ステーションや地域によって車・自転車・バイク・徒歩とさまざまです。移動手段によって、優先してそろえたいグッズも変わります。
車で訪問する場合
車での訪問は荷物を積めるぶん、物品が増えがちです。予備の物品は車に積み、訪問先に持ち込む物は必要最小限にすると、移動や準備がスムーズになります。夏場は車内が高温になるため、熱に弱い物品や測定機器の置き場所に注意しましょう。
自転車・バイクで訪問する場合
雨や風の影響を受けやすいため、カゴカバーやレインウェア、書類やタブレットを守る防水ケースがあると安心です。荷物が多いとバランスを崩しやすくなるため、軽さを優先してグッズを選ぶことが大切です。
徒歩・公共交通機関で訪問する場合
すべての荷物を自分で持ち運ぶため、軽くてコンパクトなグッズを選びましょう。両手が空くリュックタイプのバッグと、取り出しやすいポーチを組み合わせると動きやすくなります。
購入前にステーションに確認したいこと
- 支給品の範囲測定機器や感染対策の物品のうち、どれが支給されるかを確認する。
- 感染対策のルールエプロンやシューズカバーなど、個人防護具の使い方と廃棄の方法を確認する。
- 訪問先でのマナースリッパの持参や、訪問先での物品の置き方などのルールを確認する。
- 個人情報の管理書類やタブレットの持ち出し、保管の方法を確認する。
訪問看護の便利グッズに関するよくある質問
訪問看護を始める前に自分で買っておくべき物は?
パルスオキシメーターは自分で買う必要がある?
訪問先でスリッパは使うべき?
自転車訪問の雨の日の対策は?
- 訪問看護は物品が限られ、環境もさまざまなため、軽くて清潔に保てるグッズが役立つ
- 観察にはペンライトやパルスオキシメーター、感染対策には携帯ポーチやエプロンが便利
- シューズカバーや携帯スリッパは、ステーションの方針と利用者さんの意向に合わせて使う
- クリップボードや自転車のカゴカバーで、書類と荷物を雨や紛失から守る
- 購入前に支給品の範囲と、感染対策・個人情報管理のルールを確認する