看護学生の勉強法|解剖生理・テスト対策とおすすめ本

「解剖生理の暗記量が多すぎて、どこから手をつければいいかわからない」「定期テストの範囲が広くて、毎回ぎりぎり」「再試験になったらどうしよう」——看護学校の勉強は、高校までの勉強と比べて量もスピードも大きく変わります。
この記事では、看護学生の勉強法を学年別に整理し、多くの看護学生がつまずく解剖生理の覚え方と、定期テストの乗り切り方をまとめました。解剖生理と病態の勉強に役立つ本も5冊紹介します。
※当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。書籍の価格や内容は変更されることがあるため、購入前に販売ページで最新の情報を確認してください。
- 看護学生の勉強が大変になる理由
- 学年別に優先したい勉強
- 解剖生理を覚えるコツ
- 定期テスト・再試験の対策
- 解剖生理と病態の勉強に役立つ本5選
ゆい看護学校の勉強は「全部を完璧に覚える」より「つながりで理解する」ほうが、あとで実習や国試にも生きてくるよ。焦らず一緒に整理していこうね。
看護学生の勉強が大変になる理由
看護学校の勉強が大変だと感じるのには、いくつかの理由があります。
| 理由 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 覚える量が多い | 解剖生理、病態、薬理、看護技術など、専門用語の量が多い |
| 科目のつながりが見えにくい | 解剖生理と疾患、看護がどうつながるのかが最初はわかりにくい |
| テストの間隔が短い | 科目ごとに定期テストや小テストが続き、復習の時間がとりにくい |
| 実習と並行する | 学年が上がると実習が始まり、記録や事前学習に時間を取られる |
とくに1年生のうちは、解剖生理(からだのしくみ)が後の勉強の土台になります。ここで理解しておくと、2年生以降の疾患や看護の授業がぐっとわかりやすくなります。
学年別に優先したい勉強
- 1年生:からだのしくみを理解する解剖生理と基礎看護技術が中心。暗記だけでなく「なぜそうなるのか」を理解することを優先する。
- 2年生:疾患と看護をつなげる病態や治療、各領域の看護を学ぶ。1年生で学んだ解剖生理と結びつけて考える。
- 3年生(最終学年):実習と国試対策領域別の実習が続く。実習で受け持った疾患を復習し、国家試験の勉強につなげる。
4年制の大学では、学年ごとの進み方が専門学校と異なります。自分の学校のカリキュラムで、いつ何を学ぶのかを確認しておきましょう。最終学年の国試対策については、看護学生におすすめの教科書・参考書ランキング10選も参考になります。
解剖生理を覚えるコツ
1. 「構造」と「はたらき」をセットで覚える
臓器の名前や位置だけを覚えても、すぐに忘れてしまいます。その臓器がどんな形をしていて、何のためにあるのかをセットで理解すると、記憶に残りやすくなります。
2. 図を自分で描いてみる
心臓の血液の流れや、腎臓のネフロンのしくみなどは、教科書の図を見るだけでなく、自分で描いてみると理解が深まります。上手に描く必要はありません。矢印で流れを描けるかどうかが理解の目安になります。
3. 病気とつなげて考える
「この臓器のはたらきが落ちると、どんな症状が出るか」を考えると、解剖生理と疾患がつながります。2年生以降の病態の勉強にもそのまま生かせます。
4. 自分のからだで確かめる
脈拍を触れる場所、呼吸のときの胸の動き、筋肉の動きなど、自分のからだで確かめられることは実際に触ってみましょう。看護技術の演習にもつながります。
ゆい解剖生理は、病気の理由を説明するための「地図」みたいなものだよ。疾患の勉強で迷ったら、いつでも解剖生理に戻ってきてね。
定期テスト・再試験の対策
看護学校の定期テストは科目数が多く、短い期間に続けて行われることもあります。次のような流れで準備すると、範囲の広いテストにも対応しやすくなります。
- 2週間前:範囲と出題形式を確認する先生が授業で強調したところ、配布資料、過去の小テストを集める。
- 1週間前:要点をまとめる範囲全体をざっと見直し、覚えることを1枚にまとめる。
- 3日前:問題を解く小テストや問題集を解き、間違えたところを重点的に見直す。
- 前日:見直しだけにする新しいことは詰め込まず、まとめた要点を確認して早めに寝る。
再試験になってしまっても、落ち込みすぎる必要はありません。どこが理解できていなかったのかを確認し、同じところでつまずかないようにすれば、次の学年の勉強にも生かせます。単位や進級に関わる場合もあるため、再試験の日程や条件は早めに確認しましょう。
授業ノートと勉強時間の工夫
授業ノートは、きれいに書くことより、あとで見返したときに理解できることを重視しましょう。先生が口頭で説明したことや、「ここはテストに出る」と言われたところは必ず書き込んでおきます。
- 通学時間に、専門用語の確認や小テストの復習をする
- その日の授業は、その日のうちに10分だけ見直す
- 友達と問題を出し合い、説明できるかを確認する
- 教科書代を抑えたい場合は、先輩から譲ってもらえないか相談する
教科書や参考書の費用が気になる人は、看護学生の教科書代はいくら?節約のコツと卒業後の売り方もあわせて読んでみてください。
看護技術の練習と勉強の両立
看護学校では、座学に加えて看護技術の演習があります。ベッドメイキング、バイタルサイン測定、清拭、移乗など、技術試験に合格しないと実習に進めない学校もあります。
- 演習の手順は、教科書の手順を声に出しながら確認する
- 「なぜこの手順なのか」の根拠もあわせて覚える
- 友達と患者役・看護師役を交代しながら練習する
- 空き教室や演習室を使える時間を確認しておく
- 練習した日と手順のつまずきをメモに残しておく
技術の根拠は、解剖生理の知識とつながっていることが多くあります。たとえば体位変換の目的は、皮膚や循環のしくみを理解しているとわかりやすくなります。座学と演習を別々のものと考えず、つなげて覚えると、どちらの勉強も効率が上がります。技術試験の前は、手順だけでなく、患者さんへの声かけや安全確認まで含めて練習しておきましょう。
解剖生理と病態の勉強に役立つ本5選
教科書だけでは理解しにくいときに役立つ、解剖生理と病態の本を5冊紹介します。価格と発売日は記事作成時点の販売ページの表示です。
1. 疾患のしくみがわかる解剖生理
書名のとおり、解剖生理を疾患のしくみと結びつけて学べる本です。からだのしくみを覚えるだけでなく、それがどう病気につながるのかを理解したい人に向いています。2年生以降の病態の勉強の橋渡しとしても使えます。
解剖生理を「覚える科目」から「病気を理解するための科目」に変えたい人におすすめです。1年生の後半から2年生にかけて、疾患の授業が始まるタイミングで読むと、授業の理解が深まります。
2. 【改訂版】疾患とつながる 解剖生理図鑑
イラストを中心に、解剖生理と疾患のつながりをまとめた図鑑タイプの本です。文字の多い教科書が苦手な人や、からだのしくみを視覚的に理解したい人に向いています。
図鑑タイプの本は、教科書を読む前に全体像をつかむ使い方に向いています。授業の予習として該当ページを眺めておくと、授業で出てくる専門用語が頭に入りやすくなります。
3. 見て書いて覚える!看護学生のための解剖生理学ワーク&テスト
看護学生向けの解剖生理学のワークとテストの本です。書き込みながら覚えられるため、読むだけでは覚えられない人や、定期テスト前に理解度を確認したい人に向いています。
ワーク形式の本は、覚えたつもりの知識を「思い出せるか」確認できるのが利点です。定期テストの2〜3日前に解いて、間違えたところを教科書で確認しましょう。
4. 解剖生理ポイントブック 第2版
解剖生理の要点をまとめたポイントブックです。教科書よりも手軽に要点を確認できるため、通学時間の見直しや、実習中の確認用として使いやすい1冊です。
ポイントブックは、すでに授業で学んだ内容を思い出すための本です。最初からこの本だけで勉強するより、教科書や図鑑で理解したあとの見直しに使うと効果的です。発売から年数がたっているため、最新の版は販売ページで確認してください。
5. エビデンスに基づく疾患別看護ケア関連図 改訂版
疾患ごとに、病態と看護ケアのつながりを関連図でまとめた本です。2年生以降の病態の勉強や、実習の事前学習で関連図の描き方を学びたい人に向いています。
関連図は、病態・症状・治療・生活への影響のつながりを1枚で表したものです。関連図の例を見ることで、情報同士のつながり方のパターンがつかめます。発売から年数がたっているため、治療法などは最新の教科書であわせて確認しましょう。実習記録の書き方で悩んでいる人には、実習記録・看護過程の本おすすめ7選|看護学生向けもおすすめです。
5冊の比較早見表
| 書名 | タイプ | 向いている学年・場面 |
|---|---|---|
| 疾患のしくみがわかる解剖生理 | 解説書 | 1年生後半〜2年生、病態の授業前 |
| 疾患とつながる 解剖生理図鑑 | 図鑑 | 1年生、授業の予習 |
| 解剖生理学ワーク&テスト | ワーク | 1年生、定期テスト前 |
| 解剖生理ポイントブック | 要点まとめ | 全学年、見直し・実習中 |
| 疾患別看護ケア関連図 | 関連図 | 2年生以降、実習の事前学習 |
ゆい参考書は、図書館で読み比べてから買うのもおすすめだよ。自分にとって「読みやすい」と感じる本が、いちばん続けられる本だからね。
看護学生の勉強法に関するよくある質問
看護学生は1日何時間勉強している?
解剖生理がどうしても覚えられません
再試験になったら留年する?
1年生から国試の勉強をしたほうがいい?
参考書は何冊買えばいい?
- 看護学生の勉強は、覚える量の多さと科目のつながりの見えにくさで大変に感じやすい
- 1年生は解剖生理、2年生は疾患と看護のつながり、最終学年は実習と国試を優先する
- 解剖生理は「構造とはたらき」をセットにし、図を描いて病気とつなげて覚える
- 定期テストは2週間前から範囲を確認し、教科書と配布資料を優先して準備する
- 参考書は「理解用」と「確認用」に分けて選ぶと、買いすぎを防げる